あなたはチンパンジー/ヒト/人間?

 

ヒト(人類/ホモ・サピエンス)といちばん近いのはチンパンジーで、遺伝子は98.8%まで一致しています。

それなのに、ヒトはチンパンジーとまったく異なる動物です。

 

ここではひとつ、寿命をとりあげてみましょう。

ヒト(日本人)の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳で、理想的な生活環境下では120歳まで生きられます。

チンパンジーの平均寿命はオスが11歳、メスが14歳、長く生きても50歳が限界です。

(※ チンパンジーの平均寿命が短いのは乳幼児の死亡率が高いから、じつはヒトの乳幼児死亡率が低すぎる!!)

700万年前までほとんど同じ動物だったのに、なぜこんな違いが生まれたのでしょうか?

 

さまざまな説がありますが、けっきょく、答えはひとつです。

ヒトが何もせず、自然のままでありつづけていたら、いまでもチンパンジーと何も変わらなかったでしょう。

ヒトが、自分をつくりかえて、つくりかえて、つくりかえつづけてきたから、人間になったのです。

 

長いあいだ、ヒトが人間へ進化した生物学的メカニズムはわかりませんでした。

ほんの10年前でも、チンパンジーとヒトの遺伝子はまるで違うはずだと信じられていました。

ゲノム(遺伝子の塩基配列)がわずか1.2%しか違わないことがわかると、だれもが驚嘆したのです。

ですから、ヒトとチンパンジーの違いは、生物の設計図であるDNAゲノム構造の相違ではないのです。

そうなれば、ヒトが自分のDNAゲノムの動かし方をがらりと変えたとしか考えられません。

じっさい、ヒトはDNAの構造を変えるのではなく、DNAのはたらき方を大きく変えることによって、

チンパンジーとはまったく別の動物へ進化してきたのです。

ヒト進化の生物学的メカニズムは、現代生物学によってほぼ解明できるようになっています。

 

ヒトは700万年ちかい時間(46億年の地球時間ではほんのわずか)をかけて、人間になりました。

ヒトは自分をつくりかえて「チンパンジー ⇒ ヒト ⇒ 人間」へと成長してきました。

このことは進化生物学の教科書に記載されていますが、

わたしたち人間にとっては、思いもかけなかった問題がここに横たわっていたのです。

ヒトは人間へ進化する能力を開発したけれど、努力すれば人間に達することができるが、

努力しなければチンパンジーにとどまることになる、という問題です。

人間社会には、まだチンパンジーのレベルにとどまっている人、

ヒトのレベルへと進んだ人、人間のレベルに達した人が、混在しているということです。

 

人間同士で考えや意見がかみ合わない、コミュニケーションが成立しない、ということが起きたり、

暴力や戦争がいつの世にも起こってしまうのは、このコミュニケーションの難しさがあるのではないのでしょうか。

従来、これは「人間の性格」の問題として語られてきたものは本質的に「ヒトの進化的成長」の問題であったのです。

 

ここで、たった10問の質問をしてみましょう。

あなたの「人間力」を評価する質問ですので、真剣に考えてください。

 

Q1  あなたが衣服を着る理由は何でしょうか?(寒暖を避ける、傷つかぬよう保護する、はちがいます)

Q2  あなたは何を食べればよいのでしょうか?

Q3  あなたはどのように眠ればよいのでしょうか?

Q4  あなたはだれと暮らすのがよいのでしょうか?

Q5  人間は何を手に入れて、何を捨てるのがよいのでしょうか?

Q6  どんな食べ物も消化できる胃は健康でしょうか?

Q7  身体を温めるために、熱い風呂に入りますか、冷水シャワーを浴びますか?

Q8  10キロメートルの距離を一気に走りとおせると考えることができますか? 

Q9  700万年かけて人間が進化してきた真の理由と目的は何でしょうか?

Q10 あなたがこの生涯で、死ぬまでにかならず実現したいことは何でしょうか?

 

この質問の意味がわかって、考えることができれば、あなたは「人間」なのでしょう。

そうでなければ、あなたの中にはまだ「チンパンジー」や「ヒト」が猛威をふるっていて、

「人間」としての能力を発揮するにはいたっていないのでしょう。

 

チンパンジーは10kmを苦もなく走りとおせて、そうできる人間は少ない、という方もいらっしゃるでしょう。

ところが、10kmを走りとおせるチンパンジーは皆無で、人間だけがそれをやりとおせるのです。

チンパンジーにはできないで、人間だけができること。それが一気に50kmを走りとおす能力です。

悲しいことに、人間は自分がどのような動物であるか、どのような能力をもっているか、ほとんど知りません。 

これが現代人がかかえる最大の問題の壁というべきなのです。

 

現代人は、自分の潜在能力について、なにも知らない。

だから、能力を開花させて「人間」に成長するのではなく、眠らせて「チンパンジー」にとどまる。

「チンパンジー」や「ヒト」であることを甘受しながら、「人間」として生きているつもりでいる。

そこで、さまざまな意見や考えがぶつかり、錯綜して、葛藤して、戦争がおこる。

 

 

まずは、上記10の質問に、ご自身で考えられるようにすることが目標になります。

これからは、1ユニット4人制のコミュニティ塾「いのちの探究」を、わたくしの活動の中心にすえます。

ご自分の現在と理想との間にどれくらいの距離があるか、じっさいに心身のすべてを働かせてとりくまないと、

自分自身をほんとうに変えたり、成長させることはできません。

その活動を真に実効的なものにするためには、1ユニット4人制のコミュニティ塾が最適だと判断しています。

とりあえず、早々に1ユニットを形成して、活動を始めたいと考えております。

この初回のユニットにご参加いただいた方は、ファシリテーターとして、

今後あらたなユニットを結成して活動していくときにお手伝いいただくスタッフになっていただく計画です。

 

ただし、コミュニティ塾「いのちの探究」にご参加いただくために、厳正な審査をおこないます。

① この活動を生活の最優先にしていただけるほど真摯な熱意のある方

② 自分の問題をここで解決するとともに、ほかの方の問題解決を真剣に支えようとされる方

③ プライベートでナイーブな問題にふれるため、秘密厳守を誓える方

④ 塾でまなんだ経験を苦悩されている方々の支援に役立てたいと願う方

 

わたくし自身が「いのちの探究」活動の成果にコミットするためにかなりエネルギーを注ぎこむため、

当面はひとつのユニットだけを結成して大切にしていきたいと考えています。

 

そのため、「いのちの学校」は「いのちの探究」を紹介するための活動となり、

「いのちの実践」は「いのちの探究」で判明した心身の不具合を治療する活動の場になる見込みです(ゆふ しこを)

 

 

「いのちの学校」

 

「いのちの探究」を紹介する講演会・座談会です。

遊方之外および有志発起人が会場を準備して、参加者を募ります。

 

開催は不定期。

参加人数が10名以上で、遊方之外が出張講演いたします。

参加費用は、2000円/名 + 交通費です。

「いのちの探究」

 

1ユニット女性4人限定のコミュニティ塾です。

ヒトがチンパンジーではなく、人間をめざす意味や目的を考えぬくことで、自分が抱えている問題を解決し、仲間の問題をともにとりくんでいく活動をおこないます。

 

確実な自己成長を約束したいので、じゅうぶんな覚悟と準備ができている方のみ募ります。

 

開催は、会員と相談のうえ決定。

参加人数は女性4人限定。

参加費用は、5万円(計6回)

「いのちの実践」

 

「いのちの学校」「いのちの探究」において遊方之外の個別治療を要すると判断し、ご本人の熱意と努力が認められた場合、自由診療をおこないます。

 

1名/月のみ。

開催は自宅。

費用は時価(相談のうえ決定)